NPO法人 RUMアライアンス

われわれの活動

第2回国際リサイクル会議・金沢 '08 for THE CAR

開催のご挨拶

1908年アメリカのヘンリー・フォード氏が世界の大衆車として最初のTモデルの製造を開始し、今年で100年を迎えます。この間にモータリゼーションは世界の隅々まで浸透し、ここ数年で世界の4輪車保有台数は10億台を超えるものと見られております。
大量生産と共に発生する大量の使用済自動車の適正処理と資源としてのリサイクルは、発展途上国も含め世界にとって益々重要な課題となってきました。私たち全国自動車リサイクル事業者連盟(内開府認証NPO法人RUMアライアンス)は、使用済自動車の適正解体と再資源化を通した持続可能な社会の構築をテーマに、この度、国連工業開発機関(UNIDO)東京投資・技術移転促進事務所の協力のもと、第2回国際リサイクル会議を石川県金沢市で開催致しますので御案内申し上げます。
本会議では発展途上国に対する、日本で培われた自動車リサイクル技術の移転を中心に以下の議題を予定しております。本会議を通して使用済自動車の再資源化に関わる国際的ネットワーク作りが、「競争から協調へ」の精神の基で構築できることを目指しております。

  • 第1部
    国際自動車リサイクルシステムの構築に向けて
  • 第2部
    自動車リサイクルに関わるCDM構想および、国際リサイクル教育センターの紹介
  • 第3部
    パネルディスカッション
    テーマ:「発展途上国における自動車リサイクルビジネスの未来」

第1部と第2部では、RUMアライアンス作成のDVDを使用した基調報告を行います。
第3部のパネルディスカッションでは、参加国大使館代表者数名と日本を代表するスペシャリストによる討議を予定しております。
  会議には経済産業省、外務省からの代表者ならびに森元首相はじめ石川県知事等のご臨席も予定されており、今後の世界規模での自動車リサイクルの取り組みについて大きな一歩を踏み出せますことを願っております。
御多忙の事と存じますが、万障お繰り合わせの上、御出席賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

2008年1月吉日

RUMアライアンス代表理事
近藤典彦

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